放電できずに静電気の対策に悩んだときはご連絡ください。

人にも、地球環境にも優しい液体化学製品メーカー
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【帯電防止剤の受託】帯電防止剤の種類や分類 工場用・成分・コストなど多様な生産ニーズに対応

冬場など空気が乾燥した時期に発生しやすい静電気は、実はストレスや肩こり、ホコリの引き寄せによるアレルギーなど、様々なトラブルを引き起こす原因になるともいわれています。

また、製造工場などでは些細な静電気がリスクにつながることもありますので、静電気の発生をいかに抑えるかが重要なポイントとなります。そこで今回は帯電防止剤の開発を受託しているジャパンケミテック有限会社が、静電気の発生を防ぐ帯電防止剤の基礎や種類についてわかりやすくご説明します。

静電気の発生リスクを抑制!帯電防止剤の基礎知識

スプレーを振りかけようとする人

帯電防止剤とは、絶縁体にわずかな導電性を与えることによって静電気の蓄積を防ぐ薬剤のことです。静電気は物質が帯電することによって発生しますが、実はすぐに放電すれば静電気とはなりません。

帯電防止剤は電気の流れを加速させることで放電を促し、静電気の発生リスクを防ぐ仕組みになっています。

ほとんどの製品では水溶液中で電気的性質をもつ界面活性剤を使用しており、物質の表面で水を吸着することによって導電性を高め、電気抵抗を低下させます。界面活性剤には摩擦を弱くする作用があることも、帯電防止剤に多用される理由の1つとなっています。

ジャパンケミテック有限会社では、帯電防止剤のオリジナル製品の開発・製品化を1本から受託しています。オリジナルの帯電防止製品の開発を考えている場合や、生産工場での導入を検討されている方はぜひお問い合わせください。

帯電防止剤の種類は使用している界面活性剤の成分によって4つに分かれる

帯電防止剤の種類は、使用している界面活性剤の成分によって大きく4つに分かれます。

アニオン系帯電防止剤

イオン性界面活性剤のうち、マイナスイオンに電離するタイプです。主な成分にはカルボン酸塩やスルホン酸塩などがあり、耐熱性に優れているところが特徴ですが、帯電防止効果はさほど高くありません。

カチオン系帯電防止剤

イオン性界面活性剤の1つで、プラスイオンに電離するタイプです。アニオン系に比べて高い帯電防止効果を誇りますが、高分子を変色させる性質があります。

両性帯電防止剤

水に溶けたとき、アルカリ性領域ならアニオン系、酸性領域ならカチオン系の性質を示すタイプです。帯電防止効果もアニオンとカチオンのちょうど中間に位置します。

非イオン系帯電防止剤

水に溶けてもイオン化しないタイプです。主な成分にはグリセリンや高級アルコールなどがあり、高分子への溶解性が高いことから、練り込み用として多用されます。

ジャパンケミテック有限会社では、帯電防止剤の種類を含め、製品使用や数量、目標コストなどあらゆる面でお客様の希望やニーズに沿った開発を受託しています。まずはお気軽にご相談ください。

帯電防止剤・導電・静電気シールドなど静電気対策製品の種類

静電気を防止するための製品は大きく分けて3種類あり、それぞれ特徴が異なります。

帯電防止剤

物質の帯電を防ぐ帯電防止剤はさらに「練り込みタイプ」と「持続型」に分けられます。前者は原料の製造過程で帯電防止剤を練り込んだもので、時間が経過すると帯電防止剤の成分が表面に出てくる「ブリード現象」が起こり、帯電効果を発揮する仕組みになっています。

一方の持続型は界面活性剤を使用せず、特殊な金属イオンを添加することによって帯電防止効果を発揮するタイプです。半永久的に帯電防止効果が持続するのがメリットですが、練り込み型に比べてコストが高いのが難点です。

導電タイプ

プラスチック樹脂にカーボンブラックを練り込んで電気抵抗値を下げるタイプです。静電気を瞬時に放電できるので、静電気を帯びやすい電子部品などに多用されますが、帯電防止剤より価格が高く、バッテリー搭載の基盤には使えないなどのデメリットがあります。

静電気シールドタイプ

外部で発生する静電気スパーク放電を防ぐタイプです。物質の内外の静電気を防止できるのが特徴ですが、帯電した電荷を取り除く作用はないため、シールド空間以外で発生した帯電物はそのままとなります。

ジャパンケミテック有限会社では、静電気にお悩みの企業様向けに、手軽に使用できるスプレータイプの帯電防止剤をご案内しております。ぜひお問い合わせください。

帯電防止剤の生産受託ならジャパンケミテック有限会社 工場用・成分・コストなど多様なニーズに対応

多様なニーズに対応するジャパンケミテック有限会社

静電気は生産工場などの現場はもちろん、日常生活にも少なからず影響を与える現象ですので、帯電防止剤をうまく使って対策するのがおすすめです。

帯電防止剤の開発を受託しているジャパンケミテック有限会社では、「工場用」「一般家庭用」など用途やニーズに柔軟に対応できる帯電防止剤の開発および低価格での生産を受託しています。

使用成分など製品に関する仕様やコスト、納期などのニーズにできる限りご対応いたします。ロット数は1本から生産可能なので、リスクやコストを抑えて帯電防止剤のOEM商品を開発したいとお考えならぜひお気軽にご相談ください。

樹脂やプラスチックにも使用できる帯電防止剤の生産を受託するならジャパンケミテック有限会社

会社名 ジャパンケミテック有限会社 Japan Chemitec, Inc.
設立 2005年02月08日
資本金 1,000万円(2018年01月31日現在)
住所 〒373-0827 群馬県太田市高林南町292−1
TEL 050-3577-6368
代表者 取締役 富澤 靖雄
主な業務 一般用・工業化学品の開発・製造・販売
URL https://www.japan-chemitech.jp/